大久野島 その1

より深い調査はこちら・その2


 広島県竹原市忠海町から船で約15分。瀬戸内海に浮かぶ大久野島。
ここは戦時中、国際法で禁じられていた毒ガスを極秘で作っていた事で、戦時中には地図上から消されていた島だ。
ここで作られていた毒ガスは主にびらん性ガスで、皮膚がただれて死んで行くものらしい(-_-;)
終戦後、毒ガス等は米軍に全て破棄・焼却されたはずだが、近年でも毒ガス兵器の「大赤筒」の残骸が発見された。
そんな事もあるのでまだ油断は出来ない土地なのだ。
 しかし現在、この島では海水浴場、テニスコートなどリゾート観光地化がすすんでいる。
何故この島を開発(エコアイランド構想)するのかわからないが、戦争遺跡は老朽化&開発で見れなくなる可能性もあるので見学するなら早い方が良いと思われる。
 島にたくさんいるうさぎ達は毒ガス開発する際に飼ってたうさぎだとも戦後に連れて来られたとの両方の説がある。中には障害をもったうさぎもいると言う噂もあるが現地で見かける事はなかった。


餌がないとわかるとすぐに逃げてしまう現金なウサギたち

瀬戸内海に浮かぶ大久野島

島へ到着するとうさぎ達が出迎えてくれます

大久野島案内板

世界でも珍しい毒ガス資料館。入場料100円

陶磁器製毒ガス製造器。化学変化が起きないとの理由から陶磁器が使用された

ホテル周辺は南国イメージだ

毒ガス検査工場跡

毒ガス検査工場内部

毒ガス研究室跡

 

防空壕跡?

医務室跡。消火栓は当時のもの

慰霊碑。事故で多くの人が亡くなった

大久野島神社

陸軍省所轄地・境界石

大久野島燈台

大久野島燈台・境界石

     
2005年9月 Canon PowerShot S2 IS

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