旧日本煉瓦製造(株)旧事務所

登録有形文化財


 所  在  埼玉県深谷市上敷免28-10 
 設  計  ナスチェンテス・チーゼ
 竣  工  1888年(明治21年)

 旧事務所は、工場内で「異人館」「教師館」と呼ばれていたようにドイツ人煉瓦製技師ナスチェンテス・チーゼが、
令嬢のクララと暮らしていた事務所兼住宅です。明治21年(1888年)チーゼ自ら設計し、建設されたと伝わっています。
 寄棟瓦葺下見板張りの洋風建築で、規模は、間口約27m、奥行き約16mで裏側に幅約3mのベランダが接し、
その左端が便所となっています。天井と壁は漆喰、床は板張りとなっています。
 工場創始以来の建物として重要な建造物です。

 

2009年11月 Canon EOS Kiss X2



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